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【Git】グローバルなgitignoreの設定方法

Git

この記事では、グローバルなgitignoreの設定方法を紹介します。

グローバルなgitignoreファイル(~/.config/git/ignore)を作成し、全てのリポジトリでGitの追跡対象外とするファイルを定義します。

1. gitignoreとは

  • 意図的に未追跡のファイルを指定して、それらをGitが追跡しないようにするためのもの
  • すでに Git に追跡されているファイルは影響を受けない
    • 現在追跡しているファイルの追跡を止めるには、git rm --cached を使う

2. gitignoreの使い分け

  • .gitignore：特定のリポジトリで全ての人が無視したいファイル
  • $GIT_DIR/info/exclude：特定のリポジトリで自分だけが無視したいファイル
  • $XDG_CONFIG_HOME/git/ignore：全てのリポジトリで自分だけが無視したいファイル

3. グローバルなgitignoreの設定

グローバルなgitignoreの設定には$XDG_CONFIG_HOME/git/ignoreを使用します。

3-1. $XDG_CONFIG_HOME/git/ignoreとは

  • core.excludesfileのデフォルト値
  • $XDG_CONFIG_HOMEが未設定の場合、代わりに$HOME/.config/git/ignoreが使用される

つまり

$ git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_globalして~/.gitignore_globalを作成する必要はなく、代わりに~/.config/git/ignoreを作成すればok。

※~/.config/git/ignoreを使用する場合、core.excludesfileの設定の削除が必要

3-2. 設定方法

~/.config/git/ignoreを作成し、無視したいファイルを追加するだけです。

【参考】